Monologue

日々の考えたこと

電験三種 なんとか合格

受験から1か月、試験結果通知書が届きました。

tamurata435.hatenablog.com

結果は合格でした!自分お疲れ様~。 折角なので、受験のモチベーションや自分の行った勉強方法(教材)をまとめておこうと思います。

受験の目的

私の遍歴

工学部の電気電子系の学科で勉強し、大学院(修士)を卒業しました。 こう書くと、電気工学に詳しい人というイメージを持たれるかもしれませんが、全くそんなことはありません。 電子デバイスや物性がテーマの研究室に所属しており、学部3年以降、所謂「強電」には触れず終い。 現在は、化学に近い領域で仕事をしており、電気工学とはほぼ無縁の生活を送っています。

受験へのモチベーション

現在の職場は化学科や物理学科を卒業した人がほとんどで、電気電子系の学科を卒業したのは私ぐらいです。 それなりにモチベーション高く仕事しているつもりですが、業務内容としては完全な門外漢で、学生時代に勉強したことを活かす場面が少ない…… 使っていない知識や技能はどんどん頭から抜けていきます。とても悲しいですね。 他人とは異なるバックグラウンドを活かした提案・課題解決ができれば良いのですが、そこまで包括的な知識もないというのも悩みどころです。 以上の背景から、学生時代の学習内容の復習と、電気電子工学に対する全般的な知識習得を目標に受験を志しました。

学習期間

1回目の受験(理論、機械 合格)

恥ずかしながら、私の怠惰で1回目の受験はノー勉でのチャレンジとなりました。 電磁気学や電気回路など基礎的な物理がメインとなる理論についてはなんとかクリア。機械については、ほとんどまぐれの合格でした。

2回目の受験(電力、法規 合格)

猛省し、2回目はそれなりに勉強しました(でも全然計画通りにいかなかった)。 2か月間、1日2~3時間程度、合計150~200時間程度勉強したと思います。

勉強方法(電力、法規のみ)

教材

書店でもよく見かけるTAC出版の参考書を利用しました。 教科書編の内容が少し薄い?印象でしたが(分かりやすさとの兼ね合いの結果だと思います)、問題集編も丁寧にこなせば、問題なく合格点は取れると思います。

また、補助教材として、以下のアプリを使用しました。 スキマ時間に素早く演習・復習できるのが素晴らしい。法規でごちゃごちゃになりがちな語句や数値を効率的に暗記できたのは、このアプリのおかげ。

勉強方法

初めに、参考書の教科書編を一通り読む&ノートにまとめて、全体像の把握に努めました。 その後、アプリで繰り返し演習を行い、新規に出てきたワードをノートに付記する形でまとめました。 最後に、参考書の問題集編で過去問演習を繰り返し行いました。

所感

参考書とアプリを併用することで、比較的効率的に勉強を進められたと思います。

電気工学の全容を理解したとは口が裂けても言えませんが、資格勉強を通して、全般的な知識を復習することできたと感じています。 私の場合、電験の資格が業務に関わる訳ではないため、スキルアップしたと言い難いですが、 電気電子系の学科を卒業した身として、恥ずかしくない程度の知識は身につけられたかなと思います。 2種の取得も目指したいですが、次はいつになるかな。